ハイラル城の大いなる書庫亭

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勇者Lの談は時空を越えて - 菓彩

2014/11/13 (Thu) 21:33:40

〈ゲルドの谷にて ―Mの回想―その1―〉


初めて来るはずの場所なのに、どこか懐かしく感じるのは何故だろうか。

乾いた大地に恵みは感じられず、谷を繋ぐ架け橋は今にも崩れ落ちてしまいそうなくらい頼りない。
気まぐれに空を飛んでくる二人の老婆は何を思い、地に炎と氷の魔法を落としていくのか。
異国、いや異界の地の独特の空気を感じながら僕はその戦場〈ステージ〉を見下ろしていた。


何年前のことだろうか。
見慣れぬ人物〈ファイター〉達に会い、見慣れぬ場所に来たあの頃。
「随分背の低い人もいるんだなぁ。あっちの人は……人っていうのかな? キ、キツネ?」
自分の世界では見ることの無い、異形の者達に驚き戸惑う日々。
「次の対戦に参加する〈ファイター〉は――」


「ポケモンスタジアム…? 何処にあるんだろう…」
ステージを探すのも一苦労な僕は対戦の時刻に間に合わないことも多かった。他のファイターに助けを求めようにも話しかけづらい。
「参ったな、今回も遅刻に……」
そんな時だった。
「……」
彼に声をかけられたのは。


金髪に蒼い瞳、緑の緑衣は僕のいた世界に似た雰囲気を出している。
だが、特徴的な長い耳が異界の戦士だということを証明していた。
彼は困った様子の僕を見かけて声をかけてくれたようだ。もっとも、彼は声を発していないが。でも、僕には話しかけられたような気がした。
「……」
彼は首を傾げて無邪気そうな瞳で僕を見つめてきた。
『迷っているのかい?』
そう尋ねているかのように。
彼の持つ不思議な雰囲気に圧倒された僕は動くことが出来なかった。
そんな僕を見て彼は微笑むと腕を掴んで僕を何処かへ連れて行った。
場所はポケモンスタジアム。
何故分かったのかと尋ねると、彼は僕の手元にあるマップを指差した。


経験を積んでいくうちに僕は彼のことを知っていった。

ハイラルの勇者リンク

ハイラルという世界を一人で救ったという剣士。

Re: 勇者Lの談は時空を越えて - 菓彩

2014/11/13 (Thu) 21:50:14

結構昔に「ましゅ」という名でもこの掲示板に投稿してたと思います。菓彩です。

前作を見直してみようと思ったら前作が消えておりました…。
数年前の作品、資料も無く内容も思い出せない状態なので続きを書くのを泣く泣く断念。
心機一転に新しく作品を書いていこうと思います。

相変わらずの駄文、そして亀投稿になりますがどうかよろしくお願いします。

ちなみに世界観は固定していません。
トワイライトプリンセスの世界観もあればどこぞの大乱闘の世界観の話もあったりします(要するに寄せ集めの短編集のようなものです。分かりづらくてごめんなさい。

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